製造業経営コンサルタントの井上です。
最近はTwitterでの発信が多くぜひフォローしてもらうと色々な情報が手に入ります。
今回は、自動車部品製造等の日産車体(株)の直近の業績です。IR資料を見てその企業の業績をみるのは当然ですが、そこから読みとける今後の動向などを中心にツィートをここでも共有していきます。
では見ていきましょう。
日産車体(株) 2022年度 第3四半期決算
日産車体株式会社(Nissan Shatai Co., Ltd.)は、日本の自動車メーカーであり、主に日産自動車との協力の下、車両の開発・製造・販売を行っています。創業は1937年で、本社は神奈川県平塚市にあります。
事業内容は以下の3つのセグメントに分かれています。
自動車事業:日産車体は、日産自動車のサプライヤーとして機能し、乗用車、商用車、軽自動車、EV(電気自動車)を含む各種車両の開発・製造を行っています。主な製品には、キューブ、エルグランド、NV200バネット、キャラバンなどがあります。また、特殊用途車や福祉車両も手がけており、多様なニーズに応えています。
車両部品事業:自社製造の自動車以外にも、日産自動車や他社向けの車両部品の生産・供給を行っています。これには、シャシ、ボディパーツ、インテリアパーツなどが含まれます。また、新型車の試作品や試験車両の開発も担当しています。
その他事業:日産車体は、自動車関連以外の事業も展開しています。これには、産業機械や建設機械の設計・製造、輸送機器のリース・販売、不動産の管理・運営などが含まれます。
日産車体は、日産自動車との緊密な協力関係を持ちながら、独自の技術力と製品開発力を活かし、自動車産業における競争力の向上に努めています。さらに、環境に配慮したクリーンエネルギー車や先進安全技術の研究開発にも注力しており、持続可能な社会の実現に貢献しています。
🟥日産車体(株)① 業績推移
日産関係のサプライヤーの業績を確認したくて、今回は日産車体を確認
2020年のコロナ以降業績が低下し赤字に陥っている
(つづき)#企業研究 #企業決算 pic.twitter.com/0muBtjeoMw
— 井上雅史@ものづくりのビジネスを考える (@masashi_i) March 15, 2023
🟥日産車体(株)② 利益率推移
営業利益率は通常時(?)で2%前後で推移していたが、2020年のコロナ以降、売上も低下し利益率急激に下り営業赤字に陥っている
コロナが明けても、中国での販売も振るわず約半減、先行きが不透明な状態といえる#企業研究 #企業決算 pic.twitter.com/oOc2bOvrDN
— 井上雅史@ものづくりのビジネスを考える (@masashi_i) March 15, 2023
🟥日産車体(株)③ 第3四半期決算(2月)
<自動車車体製造>今期の第3四半期累計では、営業利益がプラスになっています。(ほっ)
但し、営業利益率:0.7%
低収益は変わってないです。#企業研究 #企業決算 pic.twitter.com/oxEjCR4fM9
— 井上雅史@ものづくりのビジネスを考える (@masashi_i) March 16, 2023
高校生で製造業対象コンサルになると決意→工学部→就職最終面接の後,交通事故で入院→絶望→退院後合格→タナベ経営入社:営業6年で3回No.1→コンサルへ製造業特化で船井総研へ15年以上製造業分野No.1|ものづくり企業の経営のモジュール化|仕事を取るWEB実績210以上| @masashi_i
IRから漏れ伝わるシリーズ
※なお、本ブログは、本ブログ作成者が細心の注意を払い判断した出所からの情報に基づき作成されています。ただし、本ブログの記載内容が真実かつ正確であり、重要な事項の記載が欠けていないことを保証するものではありません。
注目企業の事業分析 | ||||||
業界 | 企業名 | 事業内容 | 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 期末 |
半導体製造装置 | レーザーテック(株) | 半導体マスク欠陥検査装置等製造 | 9月 | 12月 | 3月 | 6月 |
ローツェ(株) | ウエハ搬送システム、FPD製造装置等 | 5月 | 8月 | 11月 | 2月 | |
工作機械・産業用ロボット | ファナック(株) | CNC装置、工作機械、産業用ロボット製造 | 6月 | 9月 | 12月 | 3月 |