決定事項の「歩留まり」を改善する

製造業経営コンサルタントの井上です。

米中貿易戦争は、解決するかと見えましたが一転、最悪の方向へ向かってます。日本にとって、悪い部分が多いと思いますが、全て悪い方へ出る訳でないので、チャンスが出る業界は攻めていきましょう。

今日は「決定事項の歩留まりを上げよ。」です。多くの中小製造業を見てきましたが、どの様に戦うかなど戦略面でどんなにカッコいい事を考えても、実行しないと何も変化は起こせないとい事です。

中小企業でよく見る光景は、社長が指示した内容を指示された人がメモるが、指示した社長も忘れることがあり指示を否せて(いなせて)しまう事が多々見受けられます。

これは会議の場でもそうです。議事録を取らない会社も多く、会議はするが何をするかドキュメントに残っていない。その結果、やり残しが発生する。議事録を取っている会社でも、前回の決定事項を確認しないので決まっても実行されない。この様な症状は、多くの中小企業で見られます。中堅、大企業は、この決まったことに対する実行力は高いです。要は、中小企業は「決定事項の歩留まりが低い」という事です。

井上のコンサルティングでは、戦略面など今後の方向性を示しつ、「決定事項の歩留まり向上」をまず実施します。

具体的には、

①具体的やるべき事を”少しづつ“決めます。

②その決めたことを確認する「場」を必ず作ります。

③その確認する「場」で確認して、議事録に残します。

④更に、議事録が毎月作成すると手間なので、「時系列議事録」にします。要は、決定事項を時系列に、1枚の議事録に追加して残していくことです。完了した議題等は、削除していきます。

①〜③は当たり前のことです。中堅企業以上では。ただし中小企業では、多くの企業が、決めごとをしない、決めたことをドキュメントとして、残さない会社の多いこと。。。。

議事録で良くないパターンは、議事内容をすべて記載しているケースです。後で、見返しますか?何の為に、その議事録があるのですか?

と自分の胸に聞いて見て下さい。

現場の生産性改善、歩留まりの改善、不良率の改善等いろいろ取り組まれていると思います。それと経営の質を上げるべく、会社として決定事項の「歩留まり」改善にも取り組んで下さい。ホワイトカラーが楽していては、会社はよくなりませんので。