今日は2社へお伺いした。1社はこれからコンサルティングを進めて行きたいという企業と、もう1社は私のご支援先です。
両社はともに生産財系商社である。今取り組んでいること、これからやって来たいこととしては、商社のメーカー化である。
それぞれ分野は違いますが、商社がメーカー機能を強化してメーカー化を目指すというものです。技術系商社が、志向する戦略です。
市場縮小とインターネットの発達で、メーカーもなりふり構わず直販志向になって来ています。また、インターネットを活用してユーザーと直接コンタクトが、費用が余りかからず取れる時代になってきた。この様な時代では、商社不要論が再燃しかねない。産業財商社は海外へ活路を見出しケースもあるが、国内では取扱品目を増やす傾向になる。また、メーカー機能強化やエンジニアリング力強化をすることが多い。ここ1~2年、上場企業を含めお手伝いが増えている。市場性などの背景はあるが、目的としてはあくまでも製造業や商社は企業の形を現すだけであり、本質的にはいかに顧客の問題(QCD)を解決するかが重要である。その為に、どのような機能を持ち、何をやめるかを選択と集中をして、時代に適応し競争力をいかに上げるかが重要である。
売上、利益を上げるのは、結果であり、現象に過ぎません。
ぜひ、顧客の為に、自分たちはどの分野で何の問題解決をするのかを決めていただきたい。決めることが重要です。
「問題解決業」になっていただきたい。