プレジデントオンラインの7月15日に、MRO商材の通販のトップ企業の鈴木社長のインタビューが掲載されている。

「ネット通販」勝ち組の研究【2】モノタロウ

(写真:プレジデントオンライン)
(写真:プレジデントオンライン)

桃太郎ではなく「MonotaRO(モノタロウ)」。その奇妙な社名の、強調された大文字には意味があった。「MRO」とはメンテナンス、リペアー&オペレーションの略で、製品の原材料にあたる直接資材に対し、備品や消耗品などの間接資材を表す。(プレジデントオンラインより)http://president.jp/articles/-/12991

モノタロウは日本中小製造業にとって、業務の効率化及びコストダウンに寄与してきた。一次卸のトラスコ中山からの仕入れも多く、アスクルやミスミなどもMRO商材を扱い始めた。そこでの差別化がどうするのかが注目です。

業務用のBtoB分野の通販なので、衝動買いでは購入しないので、より検索順位が重要になる。モノタロウのサイトは、商品別で検索上位に上げるための各タグ設定など、通販事業者は参考になると思う。

今回のインタービューを以下のまとめてみました。

・「安く早く届ける」で118万社が愛用中

・「MonotaRO(モノタロウ)」。その奇妙な社名の、強調された大文字には意味があった。「MRO」とはメンテナンス、リペアー&オペレーションの略で、製品の原材料にあたる直接資材に対し、備品や消耗品などの間接資材を表す。

・「ねじ・ボルト・釘・ビス」「梱包・テープ・物流・清掃用品」「科学研究・開発用品」などのカテゴリが並ぶ

・1個3円のばね座金から、800万円を超える磁場発生装置までが並ぶ。
取扱点数は約700万点。このうち約12万点が「当日出荷」に対応する在庫商品

・製造業を中心に顧客の登録口座数は120万件

・2013年の売上高は345億円(連結)2014年は426億円とする計画

・顧客の数が増えるうちに、それまでめったに売れなかった商品が少しずつ売れるようになった。一定の頻度で売れることがわかれば、今度は在庫として準備する。

・「リードタイムが『3日後』から『当日』に変わるだけで、その商品の売り上げは2カ月以内に5割増える

・『現場』のお客様にとって、納期は何よりも重要な要素

・ネット通販では価格の比較が容易なため、「最安値」に注目が集まりがちだ。「必ずしも最安値を狙う必要はない」

・「最安値だけを目指すと絶対に儲かりません。価格の目安は『お客様に納得してもらえるか』。安さよりも豊富な在庫で、商品が翌日届く安心感が重要

・紙のカタログでは『こんな商品もあるのか』という気付きがある。現状では注文の85%がネットで、ファクスや電話注文は15%程度です。

・アナログの利用が少ないように見えてもカタログで新商品を紹介すると、ネットではそのカテゴリごと売り上げが伸びます」

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