矢野経済研究所によると、2013年の国内3Dプリンター出荷台数は3,600台にとどまったが、本格導入は2014年からになると予測している。

3Dプリンターは、2014年の出荷台数を前年比178.2%の6,200台、2017年には2万2,000台まで成長すると予測している。

市場拡大が予測されている理由は、
・教育分野、医療・福祉分野、航空宇宙分野などでの需要
・特に教育分野では、2014年に経済産業省が補助金制度が追い風になると考えられている。

2013年の世界市場は、7万台。新規参入事業者の増加で消費者向け3Dプリンターの価格競争が進むこと、欧米を中心にした国の金銭的支援、利用に向けた旺盛な教育などを理由に、年平均成長率(CAGR)が46.2%で推移し、2017年の同出荷台数は32万台になると同研究所は予測している。