製造業コンサルタントの井上です。

今年後半の仮想通貨の値上がりはすごいものがあります。

その仮想通貨の基幹システムとして生まれた技術のブロックチェーンが今後世の中を変えていくでしょう。

ブロックチェーンは、P2Pでの分散型ネットワークシステムで改竄できないなど、今までにない技術になります。

ブロックチェーン(英語: Blockchain)とは、分散型台帳技術[1]、または、分散型ネットワークである[2]。ブロックチェインとも[3][4]。ビットコインの中核技術(Satoshi Nakamotoが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。(wikipediaより)

このブロックチェーンは通貨そのものを仮想通貨として変革してしまっていますが、今後は、更にさまざまな用途に活用されます。

その中で、製造業でどのようなブロックチェーンサービスがあるか見てみましょう。

◆「IBM Blockchain」は、サプライチェーンやアイデンティティ管理、データ管理に利用
◆「Blockchain Foundry」は、製造分野での応用に向け、プロトタイプ製作や生産のためのブロックチェーンベースのサービス
◆「BigchainDB」は、スケーラビリティに優れたブロックチェーンサービス
◆「Chain」は、金融サービス企業向けのブロックチェーンプラットフォーム

用途としては、複数の製造業者が自前のシステムでデータベース(台帳情報)を管理していますが、データ連携を図ろうとすると、データ形式や管理方法がバラバラで同期の仕方も異なるなど多くの課題が生じることが多々あります。ブロックチェーン上で各社が製造履歴などの情報を共有するようになれば、データ連携も容易となり、台帳の更新時に参加者間で合意を取ることで、内容の正当性と一貫性を確保することが可能となります。

ブロックチェーンが向いている用途としては、

◆求められるパフォーマンス要件が厳しくなく、
◆記録や履歴を確実に残したい場合
◆管理主体・仲介者の関与を減らし省力化したい場合

た適合しやすい用途です。

中小製造業は、まだしばらくは実際に適用されるまで時間がかかると思います。

何ができるかだけは、早めに把握はしておいてください。

 注目企業の事業分析
業界 企業名 事業内容 第1四半期 第2四半期 第3四半期 期末
 半導体製造装置

 レーザーテック(株) 半導体マスク欠陥検査装置等製造 9月 12月 3月 6月
 ローツェ(株) ウエハ搬送システム、FPD製造装置等 5月 8月 11月 2月
 工作機械・産業用ロボット  ファナック(株)  CNC装置、工作機械、産業用ロボット製造  6月  9月  12月 3月