昨年、7月以降の自動車メーカーの生産台数の推移を見てみる。
確かに国内生産が前年同月比較では、上昇傾向にある。

円安による輸出増だけが要因でなく、国内向けの生産が増加トレンドにある。

 

四輪自動車 国内生産台数の昨年同月比
7月 ▲1.5%
8月 ▲7.6%
9月 +13.0%(13ヵ月ぶりに前年同月を上回った)
10月 +10.1%
11月 +10.2%
12月 +12.2%

四輪自動車 輸出台数の昨年同月比
7月 ▲1.0%
8月 +2.1%
9月 +10.2%
10月 +6.5%
11月 +8.5%
12月 ▲5.1%

 

四輪自動車(日系メーカー) 海外生産台数 2013年7-9期 (自動車工業会より

自動車 海外生産
自動車 海外生産

 

世界的に見ても、日系自動車メーカーの生産は9月までの数値しかないがい、上昇傾向にある。

問題は、これがいつまでつづかを見ていく必要がある。

国内需要は3月までの消費税増税対策で上昇している可能性もある。4月以降は一旦景気は停滞するという予想が大方である。

その後、回復してつづくかどうかである。製造設備関連の現状から見ると、今年春先は設備の受注もよく、夏頃まで私の関連先の設備メーカーは仕事が一杯であるところが多い。

その後は、設備投資の動向などを見て、見極めていきたい。