製造業経営コンサルタントの井上です。
最近、特に気を付けていて、ご支援先にも伝えていることがあります。
それは「時代のスピードの変化」に伴う、物事の捉え方の変化です。
今は、時代の流れが速くなっていく。当たり前ですね。
ではどの程度か?
例えば、iphone誕生から10年たちました。毎年140%程度性能がいまだ向上してます。
1年目を1とした場合を、表してます。
10年で20倍の性能に。これが現在。
8年後に約300倍。 10年後に約600倍になります。
これは知っていると思いますが「ムーアの法則」があります。
この性能とは、ざっくり言うと「CPU」の性能のことです。(GPUなどの他の要素もありますが。)
性能が上がると「CPU」で処理速度が速くでき、そのことによって出来ることが増えます。
その性能が、今までの10年より、今後の10年の方が増加していきます。(先程のムーアの法則が続けばですが)
この10年以内には、実用化できる「量子コンピュータ」が普通に使える日がくるでしょう。
現在は、量子コンピュータのアニール方式のD-WABE社のものが販売されてますが、ある最適化計算が現在のスーパーコンユータの
1億倍速くできるそうです。。。。 (最適化計算…要はAIで使うもの)
この様な時代にでは、少し本を読んで勉強しているレベルではだめでしょう。
時代が早くなればなるほど、遠くを見ることが重要になります。
歩いている時に見る目線と、自転車に乗っている時の目線、車を運転している時の目線の「距離」を思い出してください。
明らかに、目線の「距離」は、徒歩 < 自転車 < 自動車 になるはずです。
要は、スピードの違いです。スピードが速いと、より遠くを見ていないと直ぐに過ぎてしまいます。
今までは、時代が早いと言ってましたが、ここからは人類が経験したことのないスピードになってくるはずです。
だから一つの事象をじっくり見ることも重要ですが、それよりも「時代の流れ」を見ること、把握することが重要になります。
その為に、今までの情報収集のやり方、勉強の仕方、仕事のやり方を変える必要があります。
特に、現状を把握がどの時代も重要なので、「情報収集のやり方」が大切です。
紙の新聞取って読んいたら「やばい」かもしれません。
余談ですが、今日ふとスマートフォンにテレビが付いている機種もありますが、5年前はまだあった方が良いかもと思ってましたが、
今日は、不要な機能だなと思いました。テレビの情報があまりに遅いので。