製造業 経営コンサルタントの井上です。
GWはいかがお過ごしだったでしょうか?
家族と過ごし、少し分野の違った書籍などを読むなどの過ごし方なので良いですよね。
私は、身体の調子の悪いところが分かるのがGWです。気が張ってないので、身体の悪いところが分かりやすくなります。
体調の現状を把握できる時期です。貴重の時期です。
今日は「躾け」と「ルール」についてです。
会社経営において、2人以上は組織になり、いろいろな人間の思惑や認識度の違いによって問題が起こります。
それによって非効率になったり、人が辞めたりと、会社にとって良くない状況を招きます。
組織をどのように動かすか業績を上げる上でも重要になります。特に受託製造加工業は、マネジメントも自社の「商品力」を決める重要な要素になります。
※詳しくは下記のページをご覧ください。
製造業の場合は、5Sをまず実施しているの「躾け」という概念が”一応”あります。
良く社長が現場のリーダーに部下の躾けがなっていないなど、徹底できないことを「躾け」という便利の言葉を使って叱咤激励をしているのを見ます。まだ5Sの「躾け」以外がしっかりできていて「ルール」が決まっているならまだしも、「ルール」も決まっていない場合は最悪です。更にISOを取得している会社も多いですが、取得することを目的として、運用して会社を良くしようと考えている中小企業は、数%以下が現実でないでしょうか?
「ルール」を作るが実態に合ってない。実態に合ってない「ルール」があるので、これ以上「ルール」を作りたくないという幹部がいる。幹部にとっては、実態に沿っていない「ルール」に文句はいいますが、自ら変更しようとしない。
事実がすべてです。
基本として、
①改めること
②やめること
③新たにすること
の3つの観点で考えることが重要です。
この作業をしたうえで「ルール」を実態に合わせ(これも難しいですが。。)、その上で「躾け」で「ルール」を徹底していくことが会社を強していきます。
「躾け」だけでなく、「ルール」を実態に合わせて決めることがポイントです。できたら実態に合った、シンプルな「ルール」づくりが大切です。