受託製造加工業の商品力(価値)とは?

|受託製造加工業の商品力(提供する価値)とは?

受託製造加工業の業績向上方程式では、「商品力(提供する価値)」が一番重要になります。例えば、部品加工業では、強い「営業力」があっても、支給図に対して見積もり提出しても、価格が合わない場合は受注ができません。また、価格が合った場合でも、精度が出せない、品質・検査体制など価格以外で受注が取れないという場合もあります。5Sができてないからということもあるのではないでしょうか。

受託製造加工業の「商品力(提供する価値)」を上げる為に、まずは「商品力(提供する価値)」をしっかりと全社員が認識をして、日常の生産活動のレベルを上げていくことが、業績を上げる為に必要条件になります。

受託製造加工業 商品力(提供する価値)

受託製造加工業 商品力コンサルティング

受託製造加工業の「商品力(提供する価値)」で重要なことは、日々の活動です。

受託製造加工業は、人工(ニンク)仕事なので人の活動や人材のスキルが、生産における「QCD生産性・技術」を決定づけます

自社のできる技術(加工または設計等)を、顧客が求める仕様(加工精度等・品質・コスト・工期)で提供できていれば、仕事を受注することができているはずです。

この前提があり、受託製造加工業の「商品力(提供する価値)」を上げるためには、

●技術力
●人材育成力
●現場コントロール力 【課題発見→標準化→見える化→仕組み化→自動化/システム化)
●課題設定力
●意識させる力
●組織連動力 (コミュニケーション力)
●責任力(気づき力)

上記、7つの切り口が受託製造加工業の「商品力(提供する価値)」になります。

「商品力(提供する価値)」を向上させる為のステップは次のようになります。

受託製造加工業 商品力アップ

名古屋投資育成 「投資育成 マナジメントニュース 2018年7月号 Vol.80

ものづくり企業の経営力39