大分、ロボット戦略がまとまりつつありますね。

●安倍晋三首相は政府が先週末に開いたロボット革命実現会議で「日本を世界最先端のロボットショーケースにして、介護や農業、中小企業にまで普及する世界一のロボット活用社会を目指す」

●日本の企業全体の9割超を占める中小企業への導入が大きなカギとなる。

●部品組み立てや食品加工などの労働集約型の現場にロボットを集中導入させる。

●20年までに組み立て工程のロボット化率を大企業で25%、中小企業で10%を目指す。

●ロボット普及率で30%を目指す。

●農林水産業や食品産業においては、生産性などを高めるロボットを20機種以上導入する。

政府、中小のロボ導入促進−官民挙げ同時実現へ(日刊工業)

政府は先週末にまとめた2015―19年度の5カ年計画「ロボット新戦略」に基づき、中小製造業やサービス業などの生産性向上に取り組む。日本はロボットメーカーが多く存在し、製造現場でのロボット活用も活発な「ロボット大国」と言われる。ただ、現実にはロボット導入は大手製造業に限られ、生産性の低さに悩む中小企業への導入余地は大きい。加えて、人手不足に悩む企業にとってロボットが“救いの手”となり得る。官民挙げて、産業競争力強化と社会的課題解決の同時実現を目指す。