製造業経営コンサルタントの井上です。
2019年12月の製造工業生産応力・稼働率指数を見てみると、明らかに上昇トレンドになっていることが見えます。
いつも掲載している鉱工業指数に比べると、項目が上位概念になっているので、それでも変動が大きくでています。
工業別でみると、伸びている工業は「情報通信機械工業」「石油・石炭製品工業」「汎用・業務用機械工業」等になります。
逆に減少している工業は、「生産用機械工業」「パルプ・紙・紙加工品工業」「繊維工業」等になります。
2019年12月 | |
製造工業 | 95.1 |
鉄鋼・非鉄金属工業 | 94.7 |
鉄鋼業 | 92.5 |
非鉄金属工業 | 99.9 |
金属製品工業 | 100.4 |
生産用機械工業 | 74.4 |
汎用・業務用機械工業 | 101.5 |
電子部品・デバイス工業 | 97.1 |
電気・情報通信機械工業 | 104.3 |
電気機械工業 | 96.0 |
情報通信機械工業 | 122.5 |
輸送機械工業 | 94.9 |
窯業・土石製品工業 | 95.1 |
化学工業 | 97.2 |
石油・石炭製品工業 | 102.4 |
パルプ・紙・紙加工品工業 | 92.0 |
その他工業 | 94.5 |
繊維工業 | 92.3 |
その他製品工業 | 95.8 |
機械工業 | 94.3 |
製造工業(除.機械工業) | 96.1 |
製造工業生産能力指数、製造工業稼働率指数、2015年=100
製造工業生産能力・稼働率指数(全体)2019年12月