製造業経営コンサルタントの井上です。

キングコング西野さんのオンラインサロンに業種的に関係ないけど、取組が面白く入っている井上ですが、ちょうど今(2月12日)西野さんがインドの行っています。インドの製造業の現状と今後はどうなるかと妄想していたら、良い記事がでてきたので、ご紹介します。

IT大国インド、製造業に本気でテコ入れ中 「Make in India」とはどんな取り組みか

連載:第4次産業革命のビジネス実務論
<目次>

1.インドの経済成長のけん引役はサービス業から製造業へ
2.インドの製造業振興策「Make in India」
3.世界の製造業変革の動きの取り込みをはかるインド
4.製造業デジタル化の担い手となるインドのIT産業・スタートアップ
5.今後のインドはどうなるか

(ビジネス+ITより)

要約すると、下記のとおりです。

  • 成長率は中国を凌ぐ状況になってきた。
  • 今までの成長を支えていたのが「サービス業」であった。
  • インドのナレンドラ・モディ首相は、2014年に国家政策として「Make in India」を発表
  • サービス業から製造業へと成長の軸足をシフトさせ、海外からの投資促進により製造業を発展させることを目的
  • 雇用はインドでは製造業、特に中小製造業の占める割合は大きく、農業に次ぐ就労人口を抱えている
  • 製造業によるGDPシェアを60%程度に向上させることを目標とし(政策発表時は15-25%)

非常に良いことであると感じました。

まとめとして、

記事にもありましたが、日本企業のインド進出も増え続けています。2018年で5102件となっています。あとは現地のインフラの整備がどの程度進んでいるかだと思います。ベトナムもそうですが、道路の整備ができてないと物流が効率的にできないなど弊害がでてきます。また先進国では、自動化・IoT化が進むので、安い人件費をもとめて海外生産を求めるニーズが10〜20年前に比べると低くなると考えてます。ただ、インドに限れば人口が世界2位と多いので、内需が期待できるので、海外企業としても市場としての魅力があるので先程の点に関しては心配いらないと思います。