製造業 経営コンサルタントの井上です。

先日、Webマーケティングは「量」を追う前に「質」を追って欲しいと書きました。

その「質」の考え方をお伝えします。

そもそもWebの「質」とは?

これは目的によって違ってきます。

ブランディングの為のデザイン重視か。通販みたいな売上やコンバージョン重視か、またはソリューションサイト(問い合わせ型)なのかによって違ってきます。

私はクライアント先では、BtoBの産業財の会社が多いので、問合せ数になります。

次に、誰から問合せを貰いたいか? BtoB産業財の場合は、クライアントの持っている商材、技術によりますが、多くは開発の部署または設計者、生産技術になります。

これは重要です。

もう一人の顧客がいます。誰だかわかりますか?

それは、Googleです。

問合せ貰うためには、検索上位に上がらないと問い合わせはありえません。

開発、設計、生技の方の困りごとを解決をする為に、困った時に検索する「キーワード」で検索上位に上がる必要があります。

Googleに良いコンテンツ、良いWebであるという認識を持ってもらった上にです。

Webの「質」とは、

第一に、Googleに良いコンテンツであり、良いサイトであること。

第二に、本当の顧客(開発、設計、生技)の方の困りごとを解決できそうであると思ってもらうこと。また、その証拠をしめしていること。

になります。

第二の部分にフォーカスしつつ、第一のGoogleの視点が抜けているサイトが多いです。

ある商材、技術でのビックキーワード、単体では検索上位に上がっる場合はありますが、実際に複数キーワードで検索されるケースが多いです。

メインキーワードは強いが、サブキーワードがサイトに入っていない為、上がらないというケースも多くあります。取りこぼしが多いケースです。

アナリティクスを見れば、直ぐにわかるはずです。(アナリティクス見てくださいね)

シンプルに作りたいと願うのは、Webマーケティングでは”手を抜く”のと同義になります。だからと言って、1ページ内にいろいろキーワードを入れるということは辞めてください。しっかりと全体構成を考えて、WEB全体を構築していかなければ、ゆくゆくはリスティングに頼らないければいけなくなります。

折角サイトを構築や作り直すときに、目的は何か、誰から問合せを貰いたいのかを再度、確認してください。

その前提として、Googleも第一のお客様と思って、Googleに理解してもらう「質」の高いサイトを構築して頂きたい。