製造業経営コンサルタントの井上です。
今年に入って製造業のどの世代の経営者も、デジタル化の必要性を認識してきています。また今後、対峙しないといけない課題であるとも認識もできつつあるのを感じます。
とは言え、もう既に5年前とは言わないですが、数年前から分かっていたことであるとは否めません。
これからデジタル化をすると言っても、社内の業務のやり方やパソコンはじめPCのリテラシーの問題等、中小企業には早くやらないといけない課題は多いと思います。
デジタル化して、会社が良くなるわけではありません。
デジタル化はあくまで「ツール」であり、「目的」ではないことを認識しつつ、前に進みましょう。
ライズパイなど使用しつつ、PIツールを駆使しながら、自動化しIoT化した結果をまずは「見える化」することが重要。
IoTをすることは簡単に言えば「見える化」することです。
見えたからって何も変わりません。
見えた状態を重要指標としての「KPI」として、具体的にどのように改善するかが重要です。
更に「見える化」に手間がかかってはいけません。適切なシステム(PIツール)を使いそこもある程度自動化して欲しいところです。
「見える化」に労力を使う必要なければ、どのように今後、改善する為に具体的に行動を行けば見えてきます。
そして、会社としてどのような「製造現場」にしていくか、更に「事業」としてどのように発展させていくかを見通せるようになります。
「見える化」から「見通せる化」です。
製造業は”絶対”デジタル化しないといけないと思っている推進派です。
— 井上雅史@製造業専門/船井総研 上席コンサルタント・エグゼクティブ経営コンサルタント (@masashi_i) June 22, 2019
ただ、逆に”超”アナログとして残るものは何かも考え続けてます。
デジタルの先のアナログが、めちゃくちゃ重要ということに気づいて欲しい。
アナログ有りきのデジタル化は中途半端で終わる。