製造業経営コンサルタントの井上です。
伸びている会社は違いますね。
メルカリ。
「組織の課題をエンジニアリングで解決したい」
言い換えれば、「組織の課題をテクノロジーで解決したい」ということです。
ここ数年は、世の中を変えるのは、テクノローと感情と経済と言ってきました。
今までの課題でなかなか解決できなかったことなど、テクノロジーの発達が凄まじい現代では、
まずは課題をテクノロジーで解決できないかというアプローチをとることが基本になりつつあります。
落合陽一さんんも、よく言われています。
「組織が成立し続けること」がチームの成功|メルカリの組織を技術で支えるCorporate Engineering Teamインタビュー
良い会社でも、自社の良い点を正しく伝える。またその努力をすること。
重要と感じます。なかなかできない。
要点は、
属性がバラバラで、管理方法もバラバラ。そしてさらに組織は変化していく。これが原因で、コーポレート全体はもちろん、各チームのマネージャーのコストが増えるのは本末転倒です。Corporate Engineering Teamはそういった業務をなくし、メンバーがより本質的な課題と向き合える状態をつくりたい。
横軸で活用できる人事データベースにするには、1つにまとまっていると同時に属性が分かれている状態にする必要があります。まずは各チームと連携し、なにが必要なのかをヒアリングなどしながら進めました。そして、現段階で大きな問題になりつつあった人とチームのデータにフォーカスを当てたツールをリリースしました。それが評価システムとなる「Reviews」と、後々の人事ベータベース基盤に発展させる予定の「Teams」です。
どの様なスキルや要件が必要かを、各チームにヒアリングして明確にして、データベース化したということ。
手間はかかるのですが、簡単なことです。
これをデータベース化しシステムかすることで、運用を軽くするという感じですね。
メルカリは、エンジニアが多いので専門職。商売や職業に応じて、基本的なポイントは決まってきます。
私のクライアントは、切削加工業やシート成形など、受託系製造業が多いです。それでも、基本的な職務要件やスキルは決まってきます。
これからの会社は、社員に対して、何が役割で何をどう頑張るか明文化、言語化できない会社は社員に見捨てられるでしょう。
完全に会社のタイマンですから。