産業財コンサルタントの井上です。
機械関連の受注が工作機械中心によかったのですが、ここに来て少し気になる指標がちらほら。
半導体の受注額 対 販売額の割合を示すBBレシオです。1.0を割るとその月の受注額が販売額を下回ると注残が減っていきます。この状態が続くと景気の先行きが少し暗くなってきます。このBBレシオは、景気の先行指数のひとつです。
その7月では、BBレシオが0.94。6月は1.05と良かったのですが、受注額で見ると3月から現象トレンドになっています。(5月は少しだけ上がりましたが)現場でのは話も、半導体製造装置の受注状況はあまり芳しくないようは話も聞きます。
少し先行きを注意していきましょう。
(一般社団法人 日本半導体製造装置協会/統計資料一覧 より)