製造業コンサルタントの井上です。
先程のニュースがビックリです。
イメージ中のテキストも検出・分析
米アマゾンウェブサービス(AWS)は21日、クラウド経由で提供する機械学習ベースの画像認識サービス「アマゾン・レコグニション(Amazon Rekognition)」をアップデートし、リアルタイム顔認識などに対応させたと発表した。さらにイメージの中に表示されたテキストの検出・認識機能も追加した。 (日刊工業新聞 電子版より)
もう「24」の世界、映画の世界が現実に。。。
この背景には半導体の進化や、もしかしたら量子コンピュータの存在があるのかもしれません(筆者妄想)
世の中は、テクノロジーで変化していく。
これは間違いなく真実です。
どんなに素晴らし技術でも、人間が便利にならないと人間が欲しいとは思わない。
だから「テクノロジー」は、人間の機能の拡張であると言われています。また、阪大のマツコロイドを製作した石黒教授は、
「人間 = テクノロジー」
と言われてます。私はいつも補足して、「人間生活は、テクノロジーが無いと成り立たない。」と言ってます。
先程のAWSの顔認証も、誰かがあったらいいなという思いの中、現実にサービスとして世に出てきているはずです。
ソフトウェアが進化するスピードは、製造業の進化スピードより速い。
またソフトウェアの処理は半導体の進化や今後の量子コンピュータに依存します。半導体の進化は、これまでムーアの法則で2次曲線的に進化するので、今までよりも今後の進化スピードが速まります。
半導体の進化から、コンピュータでできることは飛躍的に進化する結果、その他周辺の製造業も進化していると感じます。
インターネットを始め、5Gなどの通信技術や画像処理、AI、ブロックチェーンなどなど、いろいろと変化をもたらすテクノロジーが目白押しです。これらを活用したビジネスがどんどん想像されているはずです。
その想像を早く現実にする為には、ハードのものづくり・製造業のスピードが求められます。
人間の欲望によって、製造業は進化している歴史があります。(前提には、ビジネスとして成り立つということが必要。)
これはら10年間は、景気の浮き沈みは多少ありますが、製造業は仕事が溢れる状態が続くでしょう。
それに備えて下さい。