製造業 経営コンサルタントの井上です。

「因数分解」数学の時間ではありません。

簡単に言うと「物事を構成している”要素”を分解すること」です。

売上を因数分解すると、

   売上 = 客数 × 客単価

みたいな感じです。

売上が下がっている場合の対策を表すと、

 ×の場合 : 売上減少 → 売上を上げるように頑張る!

では、解決しませんよね。簡単にWeb通販の場合

 ○の場合 : 売上減少 → WEB訪問件数 × 商品点数 × 客単価 × 購買率

例えばこの様に、物事(現象)をどのような要素でできているかを分解することです。

分解ができれば、後は具体的な対策をするのみ! 売上増加は間違いないはずです。因数分解が間違っていなければ。

これは物事がうまくいかない場合の時、原因を追究するトヨタ式のなぜ、なぜ5回を実行した上ででてくる答えと同じことになります。

それを数式にしたというものです。

原因が分からないと、闇雲に頑張っても成果がでなければ意味がないですからね。

ただ頑張るのではなく、現状を把握して、因数分解して、何をすれば解決するか見極めてから行動しましょう。