製造業 経営コンサルタントの井上です。
2019年10月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。
10月はやはり、受注がまた下がりました。しばらく下降して行く可能性があります。やはり厳しいかも。11月が注目です。
次に日経からです。
10月の工作機械受注額、前年比37.4%減 13カ月連続減
日本工作機械工業会が12日発表した10月の工作機械受注総額(速報)は前年同月比37.4%減の874億5500万円と、13カ月連続で前年実績を下回った。内需は42.0%減の334億3700万円と11カ月連続で減少。外需は34.1%減の540億1800万円と13カ月連続で減少した。(日本経済新聞より)
受注高と鉱工業生産指数の時間軸を合わせて見ました。
工作機械受注統計 2019年10月
鉱工業生産指数(品目)工作機械 2019年9月
鉱工業生産指数(品目別)の旋盤とマシニングだけで、工作機械の8割を占める言われています。マシニングは下げ止まりつつあります。また旋盤は3ヶ月連続下降し、100を切って来ています。注残がなくなった感じです。