製造造業専門のWebマーケティングコンサルタントの井上です。
久々にWebマーケティングについてです。
ここ10年間で200サイト程度の製造業のWEBマーケティングをしています。
その実践する中で気になることを少し書きたいと思います。
毎月のように新しいサイトを立ち上げていると、最終的には検索順位の上位に行くことになります。
○○○ 加工
○○○ 設計 製作
ロボットシステム ○○○
というレベルで。始めにサイトをアップした時、またその後1週間程度は、全然検索順位が
上がらず、ほぼクリックされていない状態です。そして、2~3週間程度で2つ以上の
キーワード検索で、上位1~10位以内に入ってきます。
これ位の時間が経ってから、やっとクリックされてHPが見られるということになります。
ということは、全くクリックされていない状態でも、Googleは検索の順番を決めているということです。
当たり前と言えば当たり前のことです。
良くクリックされた方がという方がいるのですが、クリックよりもまずは、WEBサイトの作りやタグの設定が重要になるということです。
まず重要な要素は、
①W3Cなどの考慮したしっかり制作できるWEB制作会社
②十分なページスピードを出すためのサーバー
③WEBサイトで取り扱う製品や技術のコンテンツあったサイト構成
④WEB内の文章の書き方、キーワードの入れ方が重要
⑤サイト構成に応じた、考え抜かれたタグを設定すること
簡単に言えば上記5つになります。特に、③が重要です。
例えば加工業の場合は、
①加工名
②材質名
③ワーク名
表面処理業の場合は、
①処理
②基材
③特性
が必要な要素になります。その必要な要素別にページを作成していきます。
上記の加工業の場合は、
①加工名 |切削加工 (もう少し絞ると、複合加工)
②材質名 |難削材 : インコネル
③ワーク名|ノズル
などとなります。①の加工名は更に、マシニング加工や研磨加工など
ページが増えるという感じです。②は難削材であれば、SUSやTiなどが
あります。
1ページ1キーワードの原則
があるので、なるべくこの原則に沿ってサイト構成を構築します。
その後、④、⑤と進むという流れです。
Googleはあくまで頭の良いコンピュータ。論理的にまずは作ることで、製造業が仕事が取れるWEBサイトに育っていきます。
Webサイトが育つ過程で、検索順位の軌跡から分析ができます。
キーワードの競合性が低い場合は、インデックスされた後、即、一位になるケースも多くあります。
狙うはビックキーワードです。例えば、
○○○ 加工
○○○ 製作
ロボットシステム ○○○
のレベルです。基本的なキーワード順位の動き方は「上がって、一旦下がって、再度上がる」という軌跡をたどるケースが多いです。
①の状態は、あまり良くない状態です。何か問題を抱えてます。
それを解決すると、②の状態になり、「上がって、一旦下がって、再度上がり」続けて、一位へいきました。
また、どれくらいの時間がかかるのか?
これはキーワードの競合性によって違ってきます。1ヶ月なのか、3ヶ月なのか、1年かかるのかはキーワード次第です。
状態が悪い例として、下記の「ピュンピョン現象」があります。
私が勝手に名づけてますが、検索キーワードの順位が上がったり、下がったりが激しいサイトのことです。
これはWEB制作会社の問題が多いです。WEB+システムのHPに見受けられる。
通販サイトなどでうまくいっていないサイトですね。
仕事の取れるWebサイトを作成する場合、
①コンテンツ、WEB構成を考えること
②WEBを具体的に作る(コーディングする)こと
上記、2つの大きな要素があります。通常、どんなに優秀なWEB制作会社でも、仕事が取れるWEBサイトにすることは難しいです。
理由は、製造業の製品や技術の内容が理解できないからです。
製造業で、WEBで仕事を取りたい方、特にBtoBの場合は、お声をお気軽にかけてください。
失敗しない為に。