経済産業省は2016年度予算の中小企業対策費の概算要求が出てきました。
施策としての特徴は、以下の通りです。

●他社の取り組み事例などを参考に意欲ある中小企業が成長に踏み出す機運を醸成する「成長戦略の『見える化』」
●経営支援体制の強化、再構築

●15年度当初予算比23%増の1370億円とする方針

2016年概算要求

具体的な施策として、
1.「経済社会の持続性を高める」施策として793億円を
2.「よろず支援拠点」を中心とした経営支援体制の強化に125億円
3.中小企業や小規模事業者が大学などと共同で進める技術やサービス開発、標準化戦略の支援に198億円
4.地域に密着する小規模事業者への販路開拓支援は15年度当初予算比ほぼ倍増の112億円
5.地域資源を活用した商品開発や販路開拓、中心市街地や商店街活性化に57億円

 

やや以前の商店街活性化的な部分もありますが、元気のある中小企業は補助金等も経営資源の一部と考えて”上手く”活用してほしいですね。モノづくり関係の補助金も来年も大いに出る可能性があるので、計画的な準備が大切です。情報感度を上げて、早めて対処をしていきましょう。