1.概  況
受注総合計は285.4億円、前年同月比6.0%減となった。前年は省エネ補助金効果に対し当月も補助金効果があったようだが、前年越えには至らなかった。 板金系比率が59.3%となり、1-7月においてもプレス系比率と拮抗してきており、プレス系に比べ比較的堅調に推移している。
2.機種別
プレス系機械は90.6億円、前年比9.0%減。小型は20.8%増、大型も0.1%増だが、超大型14.7%減、中型15.4%減。油圧プレスは18.8%増、フォーミングも7.4%増、自動化・安全装置は58.7%減。板金系機械は132.1億円、前年比1.7%減となった。プレスブレーキが24.2%増、レーザ・プラズマも5.4%増だがパンチングは24.3%減。
3.内外別
国内は162.2億円、前年比2.9%減。金属製品製造業は2.9%増、電機0.3%増、鉄鋼・非鉄金属4.6%増だが、自動車は11.7%減、一般機械1.5%減となった。 (機種計)輸出は60.6億円、前年比9.6%減。東南アジア向が2.4倍増だが、北米向12.5%減、中国向16.9%減、韓国・台湾向20.6%減、欧州向39.5%減、インド向も61.6%減となった。

鍛圧機械 受注動向 2016年7月