製造業コンサルタントの井上です。
今日は落合陽一氏のNewsPicksアカデミア「日本再興戦略」の講演に行く予定でしたが、アプリでLIVEで視聴できると後で知ったので、スタバで仕事しながら視聴。チケット取れなかったアカデミア会員さん、ごめんなさい。
来週もオフ会があるので、直接、お会いできるものありますが。
講演の中では印象に残ったことは、2点。
①問題はテクノロジーで解決すること。エコシステムをセキュアで作ることを、テクノロジーで解決すること。でも、できることから始めることが重要。
②問題に、課題にフォーカスをしなさすぎ。10年後の未来より、今の営業成績が重要と思ってしまう人が多すぎ。
③子育てで重要なことは、好奇心を育てること。好奇心を抑制するのは、親である。その原因は、親の知見の無さからくる。(表現がうる覚え)
④考える力を上げるためには、好奇心、アート、要は好きなものを如何に初めに語れるか。
①に関しては、昨年の今頃にメタップスの佐藤社長を知り、良く言われることとして「テクノロジーが世の中を変えてきた」ということと共通と思います。理系の井上も納得。20年以上前にシャープのザウルスを使いはじめ、自分のビジネスにいずれプラスになるであろうと、海外からSIMフリーのスマフォを15年くらい前から購入したりしていました。PDAから数えると120台くらい買っていると思います。
テクノロジーがビジネスを在り方を変えてくれると、簡単にいうと便利にしてくれると思ってました。
その上に落合氏は、「でも、できることから始めることが重要」と伝えてます。10年後にテクノロジーによって問題が解決できるかもしれないが、現在はできない場合もある。10年先を見ながら、今できることから始めることと。
②はごもっとも。Weekly落合で言っていたので、記事にしてますのでご覧ください。
アメリカは、多様な言語・人種の人が参加しています。多様性が高い、それぞれの人がどの様な文化で育ち、バックグラウンドがあるのかを推し量りながらやることが難しく、プロジェクトに集まった人たちは、そのプロジェクトの「課題」に対して集中して行う。その結果、「課題」に集中して、ディスカッションを戦わせて、論理的に展開していく。そして「答え」を導き出していく。だから圧倒的に生産性が高くなる。
逆に、日本は同一文化で育った日本人で「課題」解決すると、その「課題」よりも周りの人がどう思っているのかを気にする。「課題」よりも「空気」を気にする。その結果、「課題」解決が遅くなり、内容も最大公約数的な解決策になる。
今書いた日本人の「課題」解決の内容は、「平常時」の時です。逆に「異常時」では、日本人は生産性が高くなる。東日本大震災の時や、もっと歴史を遡ると戦争へ突入したなど。
③については、親として注意していることでもあります。
コンピュータが進化して、ロボットで自動化が進み、IoT化してAIが活用されて行くとき、人間として如何に存在価値を出すのか?と考えてしまいます。
そうなると、自分自身が好きなことを、好きであることを自分で感じることがまず重要。
その次に、好きなことを実行することが大切になると思ってます。
その先は、人であれ、コンピュータであれ、ロボットあれ、やってくれる時代がくるでしょう。
④の「考える力を上げるためには、好奇心、アート、要は好きなものを如何に初めに語れるか。」は、解釈が難しい。。。
井上がいつもクライアントにも言っていることですが、経営する上では考えないといけないけど、どう考えるかも重要だが、考える対象について知っていないと考えることは不可能であると。
要するに、深く知ること。現状認識が重要ということと解釈しました。
簡単にまとめましたが、落合さんと佐々木編集長の掛け合いは、面白い。佐々木さんの合わせた相槌ややさしいディスリなど、いいコンビで大好きです。
落合さんの切り口が素晴らしいので、またまた来週も学びたいと思います。