製造業 経営コンサルタントの井上です。
2019年3月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。
下げ止まる可能性が出てきました。
しかも1300億円を超えての水準です。
4月の動向をしっかり見ないと言えませんが、戻りは早いかもしれません。
大手は残業規制など始まっているのえ、受注増の対応をしっかりしておかないといけないです。
次に日経からですが、どうして設備関連の統計で前年対比ばかりいうのか理解できない。以下に悪く見せるかに苦心している印象がある。
(日本経済新聞より)
日本工作機械工業会(日工会、東京・港)が10日発表した3月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比28.5%減の1307億円だった。受注額が前年を割り込むのは6カ月連続。米中貿易摩擦の影響などを受け外需(輸出)が減少した。国内企業も設備投資を手控えるムードが広がり内需も減少した。18年3月の受注額が過去最高だった反動もあった。
(グラフ 筆者作成)
合わせて「鉱工業指数(付加価値額生産)工作機械関連」の2019年2月を掲載しておきます。
2019年3-4月の工作機械に関連するニュース
世界有数のものづくり大国、日本。その成長の歴史は、機械を作る機械である「工作機械」をリードしてきたファナックを抜きに語れない。同社はiPhoneの筐体を作る工作機械をはじめ、ロボット市場で8割の世界シェアをも
日本工作機械工業会(日工会)のまとめでは、最新2月の中国受注は前年同月比50・4%減と半減した。前年割れは12カ月連続と1年にわたりブレーキがかかっている。設備余剰の抑制、中国経済の減速に直面してい
ミスミグループ本社は2019年3月26日、3Dデータで精密部品を調達できるオンラインサービス「meviy(メヴィー)」において、新たに切削プレートの提供を開始した。
サイレックス・テクノロジーは2019年3月18日、CNC(Computer Numerical Control:コンピュータ数値制御)装置に対応した工作機械向けのプロトコルコンバーター「FBR-100AN」を発表した。同年4月8日から出荷を開始する。
【浜松】アローセブン(浜松市中区、鈴木弘光社長、053・469・0031)は、軸受異常を検知するシステム「ヴィブインサイト」に人工知能(AI)を搭載したモデルを開発し、納入を始めた。化学メーカーを中心