製造業経営コンサルの井上です。
2019年12月の中国の製造業購買担当者景気指数を見ていきましょう。
中国は既に11月から景気拡大判断の50を2ヶ月超えてきています。ドイツもアメリカもそこを脱した感がありますが、日本はまだ全体の生産は減少トレンドです。
<中国>中国 製造業購買担当者景気指数 2019年12月
中国は統計の正確性の問題はありあすが、同じ条件でのトレンドを捉えることが主眼として見てください。
2ヶ月連続で50を超えて、景気拡大担ってきてます。
<米国>ISM製造業景況指数 2019年11月
アメリカのISM製造業景況指数は、下げ止まりつつあります。
<日本>製造業担当者景気指数 2019年11月
<日本>鉱工業生産指数 2019年10月
日本は、2015年=100としてみた場合、ここ2〜3ヶ月くらい、急に悪くなってきてます。消費税の影響ができているのではと思います。
<ユーロ>製造業購買担当者景気指数
ユーロ圏も悪かったのですが、下げ止まりつつあります。
<ドイツ>製造業購買担当者景気指数
ドイツはかなり悪い状況でしたが、下げ止まりつつあります。
総 括
全世界的には製造業は、景気の底が見え上昇トレンドに移りつつあります。ただ日本だけが悪くなっています。