製造業経営コンサルの井上です。
2019年11月の中国の製造業購買担当者景気指数を見ていきましょう。
<中国>中国 製造業購買担当者景気指数

米中貿易戦争の中、関税が現状何も変わっていない状態で、中国の製造業が上向いてきました。
<米国>ISM製造業景況指数
アメリカのISM製造業景況指数が、やっと上向き底が見えた可能性が出てきました。
<日本>製造業担当者景気指数

製造業購買担当者景況指数が、底打ちして上昇に転じつつあります。
<日本>鉱工業指数
<ユーロ>製造業購買担当者景気指数
ユーロ圏も、悪いです。その中で特に経済を牽引してきたドイツが特に悪いです。次のグラフを参照。
<ドイツ>製造業購買担当者景気指数
ドイツはやっと、底が見えてきてます。
総 括
全世界的に製造業も景気の底が見えつつあり感じです。ただし、米中貿易の合意がまだなされていない状況の中では、楽観視できません。