ヤマザキマザックが国内シフトで工場刷新に設備投資118億円

 

産業財コンサルタントの井上です。国内製造業が国内へシフト。記事を見るところによると、14年度はとあります。

地域的には愛知県ですね。この流れが、さまざまな企業や業界に波及すると良いのですが、現状の円安対応だけで中長期的には継続は難しいでしょう。

 

【名古屋】ヤマザキマザックは2014年度に国内工場の刷新に着手する。118億円を投じ、設備更新や工場内のレイアウト変更などによる効率化を進める。同社はこれまでグローバル化や円高への対応のため、海外拠点の拡充に対する投資を優先してきた。国内需要の伸長や円高是正などを受け、14年度は投資の比重を海外から国内に傾けて、国内の生産体制の強化に力を入れる。
大口製作所(愛知県大口町)では、古い設備を順次更新するとともに、中・小型部品の加工ラインを刷新する。大型部品については横型マシニングセンター(MC)と多関節知能ロボットなどで構成した無人加工システムを13年7月に本格稼働した。これに次いで、中・小型向け無人加工システムも入れ替える。
大型部品の無人加工システムでは、部品によっては従来比60―80%減となる生産時間の短縮や人員削減を実現した。

(日刊工業新聞)http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140120aaae.html