製造業経営コンサルタントの井上です。
本格的な米中貿易戦争が始まり、先行きが見えづらくなってきました。急展開なので、統計資料から読み取れることは少ないですが、見るべき統計は見ていきましょう。
ということで、日本の最大の輸出国の中国の景気動向を見ておきたいということで「中郷製造業購買担当者指数(PMI)」も定期的に見ていきたいと思います。

実は、2018年2〜3月までは、数値的にかなりよかったのですが、中国景気の息切れかトランプ大統領が中国に吠えだした時期だからかは定かではないですが、「中郷製造業購買担当者指数(PMI)」は下降トレンドに入っていました。
ただし2018年11月頃から50を切っていたにもかかわらず、2019年3月に50を急に超え、4月のやや下降しましたが50を超えてきてます。
ちなみに景気の良い悪いの判断とされるのが「50」が基準になります。
5月はどの様に変化しているのかが、非常に気になります。特定のファーウェイなどは大変ですが、中国の製造業全体として景気動向がどの方向に動くのかが重要です。
今後もしっかりチェックして活きましょう。