製造業 経営コンサルタントの井上です。
2019年11月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。
受注がまた下がり、下げ止まりません。需要が低いのものありますが、工作機械メーカーとして、海外メーカーとの競争で負けていない心配です。
次に日経からです。
日本工作機械工業会が10日発表した11月の工作機械受注総額(速報)は前年同月比37.9%減の817億100万円と、14カ月連続で前年実績を下回った。内需は45.5%減の313億8700万円と12カ月連続で減少。外需は32%減の503億1400万円と14カ月連続で減少した。
(日本経済新聞より)
受注高と鉱工業生産指数の時間軸を合わせて見ました。
工作機械受注統計 2019年11月(2015年11月〜)
工作機械受注統計 2019年11月(2013年1月〜)※少し長期で見る
鉱工業生産指数(品目)工作機械 2019年10月
鉱工業生産指数(品目別)の旋盤とマシニングだけで、工作機械の8割を占める言われています。マシニングは下げ止まりつつあります。また旋盤は3ヶ月連続下降し、100を切って来ています。注残がなくなった感じです。