製造業 経営コンサルタントの井上です。

2019年12月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。

受注が少し上がりましたが、今までの経緯を見ていると翌月下がることを、ここ1年以上続けてます。来月上がれば底をうつ可能性が出来てきます。

工作機械、昨年32%減の1兆2297億円 3年ぶりマイナス 日工会速報

日本工作機械工業会(日工会)が15日発表した2019年の工作機械の年間受注実績(速報値)は、前年比32・3%減の1兆2297億5500万円で3年ぶりに減少した。内需は5000億円を5年ぶりに割り込み、1兆円ペースできた外需も3年ぶりに同大台を下回った(日刊工業新聞より)

受注高と鉱工業生産指数の時間軸を合わせて見ました。

工作機械受注統計 2019年12月(2015年11月〜)

工作機械受注

工作機械受注統計 2019年12月(2013年1月〜)※少し長期で見る

工作機械受注

鉱工業生産指数(品目)工作機械 2019年11月

鉱工業生産指数 工作機械(旋盤マシニング)

鉱工業生産指数(品目別)の旋盤とマシニングだけで、工作機械の8割を占める言われています。マシニングは下げ止まりつつあります。また旋盤は3ヶ月連続下降し、100を切って来ています。注残がなくなった感じです。

鉱工業生産指数(業種別)金属加工機械 2019年10月

鉱工業生産指数 (業種別) 金属加工機械・機械工具

機械受注高 金属加工機械 2019年11月

金属加工機