製造業 経営コンサルタントの井上です。

注目の9月の工作機械の受注高が発表されました。まずは日経より。

日本工作機械工業会(日工会)が10日発表した9月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比2.8%増の1532億円だった。増加は22カ月連続。8月に21カ月ぶりに前年割れした外需(輸出)も9月は1.2%増と高水準を維持したものの、受注の伸び率は低下している。米中の貿易摩擦が先鋭化する逆風下で、歴史的な高水準をどこまで維持できるか。

外需は891億円で9月単月としては過去最高を更新した。内需は5.1%増の641億円でリーマン・ショック以降では9月の過去最高だった。

総額の伸び率は前年比プラスの今回のトレンドが始まった2016年12月以降、最低となった。発射台の前年実績が高く、伸びしろは狭まりつつある。今後の受注動向を左右するのは輸出の約3割を占める中国の行方。中でも焦点となるのが米トランプ政権が発動する貿易制裁の影響だ。(日本経済新聞より)

記事を見て、そうですよねという感想。

(グラフ 筆者作成)

現場の声を聞いていると国内は当然、半導体製造装置メーカーのTELなどやや落ち着いている感がありますが、見込みでは右肩上がりの予想がサプライヤーにでています。

今日、株価が下がったので、同影響するかは警戒は必要です。