製造業 経営コンサルタントの井上です。
2018年10月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。まずは日経より。
日本工作機械工業会(東京・港)が12日発表した10月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比1.1%減の1391億7700万円で、23カ月ぶりに前年を割り込んだ。中国向けの失速で活況をけん引してきた外需が減速し、内需も勢いを欠いた。一方で人手不足や製造品目の高度化といった需要構造に変化はなく、大幅な落ち込みが続くとの見方は少ない。
内需は1.1%増の573億4700万円、外需が2.5%減の818億3000万円だった。1000億円が好不況の目安とされる工作機械業界で、月間1500億円前後の受注が続く空前ともいえる活況状態にあった。こうした状況は一段落したといえそうだ。
(日本経済新聞より)
一段落ですね。トレンドを見る上で、来月が注目ですね。
(グラフ 筆者作成)
現場の声を聞いていると、国内は半導体製造装置メーカーのTELなどやや落ち着いている感があると先月書きましたが、今後ははまだまだ伸びそう様相です。
機械関係は、長期的に良い状況が続くでしょう。