製造業経営コンサルタントの井上です。
2019年3月の鉱工業指数(生産)の工作機械を見ていきます。それと合わせて、工作機械受注統計の2019年3月も見て下さい。
工作機械受注統計(2019年3月)
2019年3月の工作機械受注高は反発して、1300億円を超える受注になっています。
2019年3月の鉱工業指数(生産)は、工作機械受注統計よりも遅い指標になりますので、受注→生産になります。3月の受注で数カ月後の生産に影響を与えます。1〜3ヶ月くらい先でしょうか。
いずれにしても早い段階で回復する可能性が出てきたという感じです。
2019年4月工作機械関連ニュース
工作機械の牧野フライス製作所シンガポール(マキノ・アジア)は11日、コー・ポークーン通産担当上級閣外相を来賓に、グル・アベニュー新工場の開所式を開催した。コー氏は「マキノ・アジアはデジタル技術と先端製
ファナックとPreferred Networks(本社東京、以下PFN)は人工知能(AI)の新機能として、深層学習を活用して工作機械の異常の兆候を捉える「AIサーボモニタ」と、機械学習を用いて対象物(ワーク)を検査する「AI良否判定機
高い性能や信頼性に加え、使いやすさの向上に力を入れるファナック。数値制御(NC)装置を手がけるFA(工場自動化)事業では、工作機械を使うエンドユーザーが操作しや…
【北京=六笠友和】中国の工作機械市場に底打ち感が広がっている。DMG森精機が2019年の中国での生産計画を前年比で増やすほか、ヤマザキマザックは前年末に最大で半減した受注が持ち直してきた。ソディック
日本が「強い」産業に「工作機械」を挙げる人は少ないだろう。だが、日本の工作機械はかつて27年間も世界トップだった。
1台で何役もこなせる多能工ロボット「iAssist」 牧野フライス製作所は「INTERMOLD 2019(第30回金型加工技術展)/金型展2019」(会期:2019年4月17〜20日、会場:東京ビッグサイト 青海展示場)で、自社開発のAGV(Automated Guided V
ジェイテクトと産業技術総合研究所は23日、自律化を進めた「スマート工場」の研究開発を共同で始めると発表した。6月に産総研内に共同で研究室を設立する。国内の労働人口の減少で、工場で省人化の需要が高まっている
日本工作機械工業会(日工会、東京・港)が23日発表した3月の工作機械受注額(確報値)によると、中国向けの受注額は前年同月比44.0%減の201億円だった。13カ月連続のマイナス。ただ下げ幅は2月の50.
ファナックは24日、2020年3月期の最終的なもうけを示す連結純利益が623億円と前期比60%減ると発表した。10年3月期以来、10年ぶりの低水準になる。米中摩擦で工場の自動化投資が停滞し、工作機械に使う数値制御(NC)装置の
銅条や黄銅棒などの伸銅品の需要減速が鮮明になっている。米中貿易摩擦の影響で工作機械や家電などの中国需要が落ち込み、銅部品の受注が鈍くなっているとみられる。201…
産業用ロボット大手のファナックは24日、2020年3月期の連結営業利益が前期比53.6%減の757億円と半減する見通しだと発表した。昨秋から続く米中貿易摩擦や中国企業の投資抑制の影響が今後も続くと判
工作機械大手のオークマは26日、13年ぶりとなる社長交代を発表した。6月に家城淳副社長(57)が社長に昇格し、花木義麿社長(76)は代表権のある会長に就く。花木氏は日本工作機械工業会の会長も務めた重鎮。生産体制の