製造業経営コンサルの井上です。
2021年12月の機械受注統計調査報告を見ていきましょう。
一言!
産業用ロボットと建設機械がここ数ヶ月伸び続けています。基本的な設備投資が完全に回復してきました。現場感としても、設計製作会社の引き合い件数金額が増えてきています。
機械受注統計報告
機械受注総額の動向をみると、2020(令和2)年11月前月比1.5%減の後、12月は同8.8%増の2兆4,662億円となった。
需要者別にみると、民需は前月比16.7%増の1兆627億円、官公需は同30.0%増の3,240億円、外需は同1.6%増の9,940億円、代理店は同6.4%増の1,090億円となった。
民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2020(令和2)年11月前月比1.5%増の後、12月は同5.2%増の8,996億円となった。このうち、製造業は同12.2%増の3,874億円、非製造業(除く船舶・電力)は同4.3%増の5,327億円となった。
産業用ロボット 機械受注額
建設機械 機械受注額
金属加工機械 機械受注額
工作機械受注高
その他 経済指標一覧<グラフ化>
最新の経済指標をグラフ化して見ることによって、経済トレンドを把握することが重要。工作機械受注高、鉱工業生産指数、製造業国賠担当者指数(中国)(EU)、設備稼働率(米国)等を押さえておきましょう。
経済指標名 | |
産業機械 受注統計 | |
工作機械受注高 | 鍛圧機械受注 |
機械受注統計 ※1 内務省HPへ | |
機械受注高 (産業用ロボット) | 機械受注高 (建設機械) |
製造業購買担当者指数 | |
製造業購買担当者景気指数(日本) | 製造業購買担当者指数【PMI】(ドイツ) |
製造業購買担当者指数【PMI】(中国) | 製造業購買担当者指数【PMI】(ユーロ圏) |
製造業景況指数【ISM】(アメリカ) | |
鉱工業指数 | |
鉱工業指数(生産)四輪自動車・自動車部品 | 鉱工業指数(生産)電子デバイス・電子部品 |
鉱工業指数(生産)生産用機械工業 | 鉱工業指数(生産)電気計器・計測器 |
鉱工業指数(生産)半導体・液晶製造装置・半導体部品・液晶パネル | 鉱工業指数(生産)計測分析機器・精密測定機 |
鉱工業指数(生産)工作機械 | 鉱工業指数(生産)金属製品工業 |
鉱工業指数(生産)機械プレス | 鉱工業指数(生産)炭素繊維 |
鉱工業指数(生産)産業用ロボット | 鉱工業指数(生産)水晶振動子 |
鉱工業指数(生産)航空機部品 | 鉱工業指数(生産)段ボール箱・板 |
鉱工業指数(生産)建設機械 | 鉱工業指数(生産)プラスチック製部品 |
鉱工業指数(生産)食品・包装機械 | 鉱工業指数(生産)ファインセラミックス |
鉱工業指数(生産)ポンプ・圧縮機・油空圧機器等 | 鉱工業指数/設備稼働率(アメリカ) |
鉱工業指数(生産)普通鋼・特殊鋼等 | |
生産統計 | |
建設機械生産統計(金額・台数) | |
貿易統計 | |
貿易統計 商品別輸出額(全体) | 貿易統計 商品別輸出額(電気機器) |
貿易統計 商品別輸出額(一般機械) | 貿易統計 商品別輸出額(輸送用機器) |
特定サービス産業動態統計調査 | |
機械設計業 | エンジニアリング業 |
その他 | |
ハイテクノロジー産業の国別付加価値額 | |
貿易収支 | |
景気動向指数 |