製造業経営コンサルの井上です。

2020年4月の機械受注統計調査報告を見ていきましょう。

一言!
工作機械受注高も底をついて上昇傾向になっていますが、産業機械全体では未だ底についているかわからない状態です。

機械受注統計報告

機械受注統計

内閣府 機械受注統計報告 より)

  1. 機械受注総額の動向をみると、2020(令和2)年8月前月比19.8%増の後、9月は同4.4%減の2兆972億円となった。
  2. 需要者別にみると、民需は前月比0.3%減の9,258億円、官公需は同20.0%増の3,213億円、外需は同16.7%減の7,655億円、代理店は同2.7%増の1,026億円となった。
  3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2020(令和2)年8月前月比0.2%増の後、9月は同4.4%減の7,193億円となった。このうち、製造業は同2.0%増の3,174億円、非製造業(除く船舶・電力)は同3.2%増の4,253億円となった。

産業用ロボット 機械受注額

建設機械 機械受注額

金属加工機械 機械受注額

工作機械受注高

その他 経済指標一覧<グラフ化>

最新の経済指標をグラフ化して見ることによって、経済トレンドを把握することが重要。工作機械受注高、鉱工業生産指数、製造業国賠担当者指数(中国)(EU)、設備稼働率(米国)等を押さえておきましょう。

経済指標名
  産業機械 受注統計
 工作機械受注高 鍛圧機械受注
 機械受注統計      ※1 内務省HPへ
 機械受注高 (産業用ロボット) 機械受注高 (建設機械)
 製造業購買担当者指数
 製造業購買担当者景気指数(日本) 製造業購買担当者指数【PMI】(ドイツ)
 製造業購買担当者指数【PMI】(中国) 製造業購買担当者指数【PMI】(ユーロ圏)
 製造業景況指数【ISM】(アメリカ) 
 鉱工業指数
 鉱工業指数(生産)四輪自動車・自動車部品 鉱工業指数(生産)電子デバイス・電子部品
 鉱工業指数(生産)生産用機械工業 鉱工業指数(生産)電気計器・計測器
 鉱工業指数(生産)半導体・液晶製造装置・半導体部品・液晶パネル 鉱工業指数(生産)計測分析機器・精密測定機
 鉱工業指数(生産)工作機械 鉱工業指数(生産)金属製品工業
 鉱工業指数(生産)機械プレス 鉱工業指数(生産)炭素繊維
 鉱工業指数(生産)産業用ロボット 鉱工業指数(生産)水晶振動子
 鉱工業指数(生産)航空機部品 鉱工業指数(生産)段ボール箱・板
 鉱工業指数(生産)建設機械 鉱工業指数(生産)プラスチック製部品
 鉱工業指数(生産)食品・包装機械 鉱工業指数(生産)ファインセラミックス
 鉱工業指数(生産)ポンプ・圧縮機・油空圧機器等 鉱工業指数/設備稼働率(アメリカ)
 鉱工業指数(生産)普通鋼・特殊鋼等 
 生産統計
 建設機械生産統計(金額・台数)
 貿易統計
 貿易統計 商品別輸出額(全体) 貿易統計 商品別輸出額(電気機器)
 貿易統計 商品別輸出額(一般機械) 貿易統計 商品別輸出額(輸送用機器)
 特定サービス産業動態統計調査
 機械設計業エンジニアリング業
 その他
 ハイテクノロジー産業の国別付加価値額
 貿易収支
 景気動向指数