製造業経営コンサルタントの井上です。

日本鍛圧機械工業会の会員企業の2020年6月受注高の動向をのグラフです。

こえは工業会HPにデータはあるのですが、エクセルなるなので簡単に見るための念の為アップしてきます。

一言!

輸出が86.1億円、前年同月比51.8%増。中国向が3.5倍増、インド向2.7倍増 、欧州向83.2%増となったが、北米向は78.4%減となるなど地域差が見られる。急激に改善している地域も多々見られるようになった。期待です。

鍛圧機械 全会員受注動向 月次業況調査 推移グラフ

鍛圧機械 全会員受注動向 月次業況調査 推移グラフ

一般社団法人 日本鍛圧機械工業会より)

1.概  況受注総合計は216.2億円、前年同月比14.5%減となり、連続前年割れも16ヶ月となり、リーマンショック時を超えた。海外での持ち直し傾向が見られるものの、コロナ禍に伴う世界的な緊急事態制限の下、経済活動は大幅な制約を受け、需要の低迷、生産設備投資の遅延及び見直しなどにより、回復に時間を要すると思われる。
2.機種別プレス系機械は111.8億円、前年同月比11.6%増。超大型プレスは15倍増、小型プレスは15.9%増、大型プレスが59.3%減、中型プレス24.6%減。油圧プレスも51.7%増、フォーミング80.1%減、自動化安全装置は45.8%増。板金系機械は44.8億円、前年同月比44.5%減。レーザ・プラズマが49.6%減、プレスブレーキ45.4%減、パンチングも39.0%減。
3.内外別国内は70.6億円、前年同月比43.2%減。電機は15.2%増だが、自動車が49.5%減、金属製品製造業17.8%減、一般機械88.4%減、鉄鋼・非鉄金属も33.1%減となった。輸出は86.1億円、前年同月比51.8%増。中国向が3.5倍増、インド向2.7倍増、欧州向83.2%増となったが、北米向は78.4%減となるなど地域差が見られる。

鉱工業生産指数(業種別)金属加工機械 2020年5月

鉱工業生産指数(業種別)金属加工機械 2020年5月

鉱工業生産指数 機械プレス

鉱工業生産指数 機械プレス