製造業経営コンサルタントの井上です。

日本鍛圧機械工業会の会員企業の2019年10月受注高の動向をのグラフです。

こえは工業会HPにデータはあるのですが、エクセルなるなので簡単に見るための念の為アップしてきます。

受注額は下降トレンドの中、輸出比率が上がっているということは国内がかなり悪いという状況ですね。

鍛圧機械 全会員受注動向 月次業況調査 推移グラフ

鍛圧機械 全会員受注動向 月次業況調査 推移グラフ

一般社団法人 日本鍛圧機械工業会より)

1.概  況受注総合計は265.3億円、前年同月比27.1%の減と8ヶ月連続で前年を割り込んだ。プレス系・板金系ともに落込んでおり機械合計でも28.6%減となった。
米中貿易摩擦の長期化が世界経済のマイナス要因に働くのに加え、中国、東南アジア、インドなどで自動車の販売が低調であり、関連設備投資意欲の低下が懸念される。
2.機種別プレス系機械は134.4億円、前年同月比26.2%減。超大型プレスが3.3%減、大型プレスは16.5%減、中型プレス68.3%減、小型プレスも51.7%減。油圧プレスは67.9%減だが、
フォーミングが37.2%増、自動化・安全装置は38.5%減。板金系機械は66.3億円で前年同月比33.1%減。レーザ・プラズマが39.9%減、パンチングも42.3%減、プレスブレーキ13.7%減。
3.内外別国内は100.3億円、前年同月比29.9%減。金属製品製造業が27.6%減、一般機械72.5%減、電機も50.0%減、自動車が7.0%減、鉄鋼・非鉄金属も7.0%減となった。
(機種計)輸出は100.4億円、前年同月比27.3%の減。中国向のみが1.3倍増で、韓国・台湾向62.7%減、欧州向も40.5%減、北米向55.4%減、東南アジア向61.2%減、インド向も44.5%減。