バルチック海運指数が低下傾向
バルチック海運指数とは、通称BDIは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数です。基準となる1985年1月4日を1000として算定している指数です。
このバルチック海運指数は、世界の海運の需要によって価格動向を示しています。数値が高ければ物量が多く、数値が低ければ物量が少ないことを意味します。景気が良ければ、物量が増えてバルチック海運指数が上がります。景気が悪いと、指数が下がるということです。
![バルチック海運指数](https://inouemasashi.com/wp-content/uploads/2014/02/eb9d62dbae1ef19646d24bff1e7ed8a1-300x166.jpg)
グラフをご覧の通り、昨年末は上昇傾向でしたが、今年に入り下降傾向にあります。
まだわかりませんが、景気の先行数値として押さえておく必要のある指数です。