製造業経営コンサルタントの井上です。
2018年5月17日に行われました「未来投資会議」で安倍首相から、「Society5.0時代」の社会システムや教育について述べられてました。
平成30年5月17日 未来投資会議
平成30年5月17日、安倍総理は、総理大臣官邸で第16回未来投資会議を開催しました。会議では、AI時代の人材育成、次世代ヘルスケアシステムの構築及び地域における生産性革命(林業の成長産業化)について議論が行われました。(首相官邸HPより)
製造業にも関係しそうな部分を、要約すると、
◆人材育成について
人工知能、ビッグデータなど、IT技術、情報処理
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小学校から大学まであらゆる子供たちに対する統計、情報教育の抜本強化
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大学入試においても、国語、数学、英語のような基礎的な科目として、
情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促す。
↓
AI人材、IT人材の育成に向け、理学部や工学部といった学部の縦割りを
超えた学位プログラムを新たに創設する
昨年から政府も情報処理関連のテクノロジーに関しては力を入れるようですね。
アメリカなどに比べればかなり遅いですが、ないよりましでしょう。日本は、お上が言えばここからはスピードが速くなるいつもの展開になると想像します。
いつも井上が言ってますが、製造業もいままで同じ「ハードのものづくり」とITやAIなどを活用する「ソフトなものづくり」の融合が重要なります。IoTで繋がり、数値化できたら、もう答えがでたと同じです。改善ポイントが見えるということです。
データを見える化させる、データを改善に活用する
この流れが今後、最重要になるでしょう。