製造業 経営コンサルタントの井上です。

2019年5月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。

もう少し下がるかと思ってましたが、意外と横ばいです。実需は確かにあるが米中貿易戦争など政治的要因で景気不安定というところです。

次に日経からですが、どうして設備関連の統計で前年対比ばかりいうのか理解できない。以下に悪く見せるかに苦心している印象がある。

日本工作機械工業会が11日発表した5月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比27.3%減の1084億円だった。受注額が前年を割り込むのは8カ月連続。5月は米中貿易摩擦が先鋭化し、一部でその影響が出ているが、マイナス幅は4月の33.4%減から縮小した。好不況の目安とされる1千億円もかろうじて維持した。

工作機械受注統計 日経

2018年の受注が好調だった反動減もあった。内訳は外需(輸出額)が23.8%減の658億円、内需は32.2%減の426億円だった。それぞれ下げ幅は4月から縮小した日本経済新聞より

工作機械受注統計 2019年5月

鉱工業生産指数(品目)工作機械 2019年4月

鉱工業生産指数 工作機械

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