製造業経営コンサルタントの井上です。
最近のできごとで、西友とシャープのニュースが感じたこと。
以下のニュースです。
米ウォルマートが傘下の西友を売却し、事実上、日本市場から撤退することになりそうだ。
シャープは家電の国内生産を縮小する。12月に栃木事業所(栃木県矢板市)が担う液晶テレビの組み立て生産から撤退。また、2019年9月をめどに八尾事業所(大阪府八尾市)の冷蔵庫生産をタイに移管し、白物
シャープが国内での家電生産の再編に乗り出す。3日、2018年末までに栃木工場(栃木県矢板市)での液晶テレビ、19年9月までに八尾工場(大阪府八尾市)での冷蔵庫生産を打ち切り、中国やタイなど海外に生産を移す
ここで言いたいことは、外資系日本企業(?)のビジネスの展開のスピードが早いということ。
西友の親会社であるウォールマートは、日本の人口減少を見越して成長が見込めないので早めに撤退、売却。
人口減少で影響がある日本企業もいろいろと展開をされているところもあるが、多くの企業の動きは遅い。
またホンハイが親会社のシャープの事業再編のスピードが速い。工場閉鎖など、人員整理が伴う決断は日本企業は遅れることが多い。
責任を取りたくなく、先延ばしにする傾向がある。
世界の企業は理屈に忠実で、事業展開のスピードが速いというよりは適切な時期の決断をする。
自分たちで変革ができる。
日本は、日本人は、自ら変化することができない。外圧でしか今までは変化できない。
自ら適切に判断して、変化を自ら起こしていきたいものです。