AR(拡張現実)MR(複合現実)で「職人のコモディティ化」が進む

製造業経営コンサルタントの井上です。

昨日と今日は、AR(拡張現実)とMR(複合現実)のニュースが多くありました。
昨年、予想した通りの流れになっています。
要は、AR(拡張現実)とMR(複合現実)で職人の仕事が、一般社員でも可能になるということです。
まずは、関連ニュースを。

HoloLensでのアシスタントを多用途へ 米スタートアップの試み Mogura VR編集部)

AR開発スタートアップ企業Scope ARは、ARオンラインビデオ通話プラットフォーム「Remote AR」を提供しています。同社はこのサービスと、自社の持つAR動画インストラクションサービス「WorkLink」を融合し、より多用途のソリューション提供を目指すと発表しました。HoloLensを使って現場作業を補助するツールが今後、注目の分野となりそうです。

未経験でも作業時間を70%削減、HoloLensで製造支援 Mogura VR編集部

有限会社宮村鉄工は、建築鉄骨業の製造を営んでいますがMR(複合現実)を使用したソリューションの提供も始めたという。

このMR(複合現実)のソリューションは、WebサービスとMRデバイスアプリの2カテゴリで構成されています。多くの建築鉄骨業者で使用する、3D CADソフト等から出力されるデータを利用することが可能です。MRデバイスアプリでは現実の鋼材と図面を合わせて見ることが可能となり、図面と完成物の関係性を直感的にとらえることができます。

 

                               (Mogura VR編集部 より)

 

宮村鉄工所のMRソリューションを建築鉄骨の製造に応用した時の効果が凄まじいです。

職人の世界を破壊するほどの威力があります。

                                (Mogura VR編集部 より)

 

先日の情熱大陸の「医療イノベーション」を見られた方もいると思いますが、シュミレーションを行う為のソリューションだったのが、今回の宮村鉄工のMRソリューションは図面を同時に見ることができるので、作業指示をされているのと同じような形でスムーズに作業が可能になるというものです。

MRソリューションが、どんどん進化を遂げて、低コストになることによって、現実のビジネスの現場に3~5年くらいあれば当たり前の世界になっているでしょう。

ただしそこに課題があります。

全てをデジタルで行うということは、当然、3DCAD(図面)が必要になります。更には、手順書がなどが出来ており、更にデジタル化されている必要があります。

更に言うとその前には、自社の作業や業務の標準化や見える化が進んでいる状態でないと、作業のデジタル化は程遠くなります。

今後は、製造業も当然、ロボットなどで行うハードの自動化はもちろん、AR,MR,AIなどやRPAもそうですが、ソフトの自動化を進めていき、誰でもできる作業を増やすことが人口減少時代には必要なります。

「職人のコモディティ化」が進んでいくでしょう。

早く自社でも取り組むように、準備をしておきましょう。

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