製造業経営コンサルタントの井上です。

現在、クライアントが約25社くらいあり毎日現場に出ています。

そこで感じたことや製造現場で、今どの様にみんなが考えているか、動いているかを少しだけ書ける範囲で買いていこうと思います。

今の景気感

私のクライアント先は、大雑把に受託製造業が約60%、メーカーが35%、エンジニアリング商社5%という感じです。受託製造業の中では、設計制作会社(今で言うロボットシステムインテグレータ)や部品加工業などがあります。今日は受託製造業の話をしていきますが、その分野で多いのは半導体製造装置の部品を加工している会社が多いです。

その中で、現在(2018年9月上旬)の景気感としては、ここ数ヶ月(5月以降)高い水準ですが落ち着きを見せています。これから、韓国向けの装置を作っているメーカーに関わるところは、これから盛り上がる予定がやや先延ばしという感じです。
台湾向けなどは、盛り上がってきています。

その他全般に国内メーカーの設備を設計製作しているところは、半年先くらいの受注を抱えている状況です。

今の取り組み

そのような中、製造業はなんとか量を熟すことを求められるところもまだあるが、少し落ち着いてきて、働き方改革で残業を減らそうとしている会社が多いと感じます。かなり忙しいところでも、月平均40~50時間あたりに徐々になってきています。マナジメント力が弱い会社は未だに、月平均60時間以上になっている会社も見受けられるが、やや組織的な問題を抱えているケースが多いです。

仕事の量がある程度あり、先も見えている場合、経営者も幹部も社員も目線が近くになる傾向があります。仕事がある時こそ、社内変革をするチャンスであり、未来を創るためのチャレンジに取り組むことを、ぜひ肝に命じて行動をしていただきたい。