「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業(ものづくり、商業・サービス)」の1次公募がスタート

 

平成25年度補正予算事業として「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」(ものづくり補助金事業)が組まれ、受付がスタートしました。予算規模は1,400億円となる見込みで、昨年度の1,007億円から大幅に拡大となります。

 

2月17日から募集受付がスタートが開始されました。
・一次締切 : 平成26年3月14日(金) 【当日消印有効】
・二次締切 : 平成26年5月14日(水) 【当日消印有効】

 

ものづくり補助金事業は、中小企業・小規模事業者の革新的なものづくり・サービスの提供等にチャレンジする中小企業・小規模事業者に対し、地方産業競争力協議会とも連携しつつ、試作品開発・設備投資等を支援するものです。
昨年度も実施されており、今年度はものづくりに加えて商業・サービス分野も対象とされている。

申請する条件としては、
①「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用していること
②革新的なサービスの提供などを行い3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する計画であること
③発注元事業所の閉鎖・縮小により10%以上売上減少が見込まれること
④耐用年数超過設備の新陳代謝を目的とした大規模(総資産15%超)計画であり、地域金融機関からの融資や事業計画策定支援等をうけること、という要件のいずれかを満たすこととなっている。

助成金額は4タイプに分けられており補助上限額はそれぞれ、成長分野型は1,500万円(補助率3分の2)、一般型は1,000万円(補助率3分の2)、小規模事業者型(設備投資を伴わない開発費用を補助する)は700万円(補助率3分の2)、新陳代謝型は設備投資にかかる借入額の1%相当を補助される。
なお、特定ものづくり基盤技術の指定変更が進められており現行の22技術分野ではなく11技術分野になる見込み。「塗装」は「めっき」などとともに「表面処理技術」とされる。

 

全国中小企業団体中央会

http://www.chuokai.or.jp/josei/25mh/koubo20140217.html