BtoBのWEBマーケティング・コンサルの井上です


BtoBに限らないですが、WEBマーケティングのターゲット・キーワードとして

①通常の業界・分野別の重要キーワード
②競合の社名指定検索

があります。

これは業界の状況、トップ企業が非常に有名で競合の指名検索が多い場合は、①はもちろん、②をどう崩すかを考えないといけません。

その対策としては、リスティング広告で競合の社名が検索された時に自社も表示されるようにする。ただこれは、競合の社名が特殊でサービス名などが入ってない場合は、難しいです。

例えば、「モノタロウ」「ミスミ」など。

逆にサービス名や社名が、その業界での重要キーワードが入っている場合

例えば、「プリントパック」「プリントネット」などの場合は、プリントパックは微妙ですが、他社がPPC広告で「ネット印刷」を入れた場合、「プリントネット」の場合は社名が部分一致して「プリントネット」のPPC広告も上がってきます。


先行企業が強力で、上記①②のキーワード数が

  ① < ②

の場合は、①通常の業界・分野別の重要キーワードの領域で戦っても消耗戦になり、トップ企業は別の次元での戦い方で先に行ってしまい、より優位な状況を作るでしょう。

対策として、その業界・サービスの市場規模や特性によって違いますが、最近のSaaS系企業がやっているようにタクシー広告や地方から徐々に効果検証したながらのCMを打っていくことも求められます。
BtoCはもちろんですが、この流れはBtoBにも来ています。更に「モノタロウ」「ミスミ」などのCM展開もあるように工業系でもこの手法を使える業界もあります。

まとめ

SEOだとか、PPCは広告で細かな分析をしようが、全体を俯瞰したマーケティングをしないと自己満足に終わってしまいます。この前の記事でも書きましたが、

「あなたが持っているものがカナヅチ一丁なら、すべての問題は釘に見える」

気をつけていきましょう。

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