液晶ディスプレイが大半を占める市場で、サムソンやLG、AUOなどが開発を続けてきている。しかし、最近ではテレビ用の大型の有機ELディスプレイの開発をやめるメーカーも出てきた。その様な中、遂にこのときが来ました。有機ELを印刷技術で製作する時が!

と言っても、何のこと? それがどういう風にいいことなの? と分からない人が多数であると思う。

今までは、液晶もそうであるがガラス基板に蒸着させて液晶や有機ELなどを作ってきた。ガラス基板なので、枚葉である。印刷で言えば枚葉印刷です。今度の有機ELが、輪転機で印刷するという違いです。要は、大量生産した時のコストが大幅に違うということです。安くディスプレイ等が作れるということ。その先には「プリンテッドエレクトロニクス技術」で、さまざま電子部品等を印刷技術で作ることができるという世界が開けるかもしれません。JAPERAがまさに「次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合」です。

さまざま形状の電子機器が将来は出現するかも知れません!期待して待ちましょう。

JAPERA、48万個の有機TFTアレーをオール印刷技術で作製

次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(JAPERA)は2014年6月に開催された国際学会「SID 2014」で講演し、A4形の寸法の樹脂シート上に有機TFTアレーを、プロセスを自動化した印刷技術で形成したと発表した。量産時の初期コストが大きく低下し、少量多品種の製造が容易になるという。

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