製造業経営コンサルタントの井上です。

最近はTwitterでの発信が多くぜひフォローしてもらうと色々な情報が手に入ります。

今回は、大手工作機械メーカーのオークマ(株)の直近の業績です。IR資料を見てその企業の業績をみるのは当然ですが、そこから読みとける今後の動向などを中心にツィートをここでも共有していきます。

では見ていきましょう。

 オークマ(株) 2023年3月期 通期決算

 オークマ(株)という会社とは? 
オークマ株式会社は、日本の大手工作機械メーカーで、NC(数値制御)工作機械を中心に幅広い製品を提供しています。創業は1898年で、一世紀以上にわたり機械製造のフロンティアを切り開いてきました。

オークマの主力製品は、フライス盤、旋盤、複合加工機、研削盤などの各種工作機械です。これらは自動車、航空、医療、エネルギーなど、様々な産業の製造プロセスに必要不可欠なものであり、高度な精密加工が求められる分野で特に評価されています。

オークマは「オープンアーキテクチャーCNC」を採用しています。これは、自社で制御装置を設計・製造し、機械本体との統合を図ることで、高い精度と安定性を実現しています。また、IoTを活用した「オークマスマートファクトリー」の概念を提唱し、工場全体の生産性向上を目指しています。

オークマは、信頼性の高い技術力と製品力、そして顧客との密接な関係性を通じて、全世界における工作機械産業のリーディングカンパニーとしてその地位を確立しています。現在でも、その技術革新と高品質なサービスを通じて、産業界の未来を支えています。
https://www.okuma.co.jp/
工作機械とは?
工作機械は、金属やその他の硬質材料を切削、成形、研削するための機械装置で、製造業の基盤となる重要な設備です。工作機械には、旋盤、フライス盤、研削盤、複合加工機など多様な種類があります。

1. 旋盤: 素材を回転させ、切削工具で形状を作り出す機械。円筒形や円錐形、スレッドなどの形状を加工できます。
2. フライス盤: 素材を固定し、高速回転する工具で切削する機械。平面や溝、歯車など、複雑な形状の加工が可能です。
3. 研削盤: 素材に対して高速回転する砥石を押し付け、非常に精密な寸法と滑らかな表面仕上げを実現する機械。
4. 複合加工機: 旋盤、フライス盤など複数の機能を組み合わせた機械。一度に複数の加工を行うことができ、生産効率を向上させます。

近年は、数値制御(NC)工作機械が主流となっており、コンピュータによる精密な制御により、高度な精密加工が可能になっています。また、工場全体の生産性向上を目指し、IoTやAIの導入も進んでいます。これらの技術は、製品の品質向上、生産効率の向上、作業者の負担軽減に寄与し、製造業の進化を牽引しています。

IRから漏れ伝わるシリーズ

IRから漏れ伝わる事業環境分析|半導体製造装置メーカー:レーザーテック(株)
IRから漏れ伝わる事業環境分析|EUV向け半導体マスクブランクス:HOYA(株)
IRから漏れ伝わる事業環境分析|工作機械メーカー:DMG森精機(株)
IRから漏れ伝わる事業環境分析|産業用ロボットメーカー:(株)安川電機
IRから漏れ伝わる事業環境分析【開示レベルC】|ファナック(株):産業用ロボット・工作機械・放電加工機・射出成形機メーカー
IRから漏れ伝わる事業環境分析【参考レベルC】|(株)ヒラノテクシード:塗工機・化工機メーカー(ロールtoロール)

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 注目企業の事業分析
業界企業名事業内容第1四半期第2四半期第3四半期期末
 半導体製造装置

 レーザーテック(株)半導体マスク欠陥検査装置等製造9月12月3月6月
 ローツェ(株)ウエハ搬送システム、FPD製造装置等5月8月11月2月
 工作機械・産業用ロボット ファナック(株) CNC装置、工作機械、産業用ロボット製造 6月 9月 12月3月