製造業経営コンサルタントの井上です。
今日のツイートでもしましたが、3Dデータの専用検索サイトが出来たそうです。
これこれ。3Dデータの共有化が進み、ものづくりが容易に少しずつだけどなっていく。
— 井上雅史@ものづくり企業の「技(価値)」を磨きビジネスに繋げる(船井総研 上席コンサル) (@masashi_i) July 18, 2019
ミスミのinCAD Libraryも変革の兆し。
(ブログ)https://t.co/sq1n8Dq2SA / 3Dデータ専用検索エンジン「https://t.co/pypT2wSbC9」 (3DP id.arts) #NewsPicks https://t.co/AAp1qVAjdA
以前のブログでも取り上げたのですが、ミスミの「iCAD Library」など3Dデータの共有が進む兆しが徐々に出てきました。
いつか来るとは思ってましたが、予想よりも早いと感じてます。
考えられることは、ものづくりが今まで以上に「簡単になる」ということです。
特にものづくり肝の部分の「設計業務」が簡単になる兆しが出てきました。
これは消費財、産業財など分ける必要がありますが、大雑把に言っても簡単になる方向に行くでしょう。
設備財を設計している機械設計製作会社でも、社内では当然CADデータを流用しながら設計しています。これがデジタルの良いところです。
産業財では、今までノウハウと工数がかかった設計業務が徐々にですが、いいかは適切でないかもしれないが楽になって行くでしょう。生産性が上がるといも言えます。とは言え、設計者は設計出来るだけではだめで実際にもの(機械)が動かないと駄目です。そのために必要な知識は、広範な範囲に渡り大変であることには変わりはありません。
消費財になると、3Dプリンタなども普及してくれば、設計段階から携わることが可能になってきます。こちらもとは言え、様々な材質や加工などあるので、それを踏まえた設計ができるということ自体も大変なことです。
書いていて、結局、大変ではないかと思ったが、現在、設計に携わっている人達にはメリットがあり、生産性が上がる可能性がでてきたと言えます。
最終的には、落合陽一氏が言われてものづくりもコンピュータ上でシュミレーションが全てでき、そのデータを使いものづくりが比較的容易にできる世界が近づいていることは間違いないでしょう。