アフターコロナでの製造業の営業をWEBシフトへ

製造業経営コンサルタントの井上です。

昨年末には2020年が新型コロナウィルスで世界は変わってしまうなど、想像もしていませんでした。ただビル・ゲイツなどが感染症についてリスクがあるということは、頭の片隅にはありましたが、現実になると気を引き締めていかないといけないなと思います。

特に製造業は大手企業との付き合いも多く、営業すらできない状況が続いています。この状況がしばらく続き「アフターコロナ(withコロナ)」の時代にどのように営業スタイとをかえていかないといけないかを考えていきます。

アスターコロナ(withコロナ)の大手企業のマインド

中小中堅の製造業は大手企業との直接の口座を持っているところが多いです。現状はほとんどの大手企業から訪問をしないでくれという要請があり打合せすらできないと嘆いています。

打合せについては、昨今、聞いたことがあると思いますが「Zoom」や「Skype」また「Microsoft Teams」など、言わゆるテレビ電話をインターネットで行うということが主流になり当たり前になりつつあります。

既存の大企業から訪問自粛を求められてますが、仕事が止まるわけではありません。

問題は、新規の顧客を獲得することが今までのやり方では、かなり難しくなっているという現実を目の当たりにしないといけないということです。先程申したように打合せは「Zoom」でやれば問題ないですが、新規の顧客に見つけてもらう「場」としての展示会が開催しにくい、開催されても顧客が来ない可能性が大きくなってきているということです。またオリンピックの延期により展示会場が使用できず展示会自体が開催されない可能性が非常に高いのです。

五輪延期 展示会使えず懸念の声 03月31日 15時21分

五輪延期 展示会使えず懸念の声

東京大会の期日が決定し、東京ビッグサイトは来年11月までは、多くのスペースが展示会場として使えなくなる可能性があるといいます。そこで開かれる商談会やイベントに出展予定だった中小企業からは、影響を心配する声が聞かれました。(NHK News WEBより)

大手企業内で感染者がでたら関係者が一時活動休止させられます。

装置の組立現場で起こったら、確実に現場が止まります。

ただし大企業も感染者がでなければ、現場を動かしビジネスをしていかなくてはならず、様々な課題にサプライヤーと共に進まなくてはいけません。

そのためにやはりインターネット(WEB)の活用は必須といえる社会になったと言えます。

営業手段のインターネット化

世の中の活動様式が変わり、大手企業も当然企業活動のあり方が変わっていきます。製造業はそもそも人が集まらないとビジネスが進められない「現場」を持っています。その「現場」を守るために人との接触を社内でも、社外でも制限をしていくことになるでしょう。

大手企業は特にそうですが、他の企業においても営業手段の変革が求められます。

特に、新規営業です。

新規営業は多くは「展示会」に出展することで新たな出会いを得て営業フェーズに進んでいきます。今後、展示会はしばらく人が集まらないので、他のやり方へ行こうせざるをえない状況になってます。

その有力候補が、インターネット・WEBの活用になります。

私もかれこれ14年前くらいから製造業のWEBマーケティングも推奨して200サイト以上作って運用してきました。世の中がこのような状況にある中、WEBマーケティングを進めてきた企業は「新規活動はすべてWEBから」という状態です。詳しくはいろいろと記事を書いているので、ぜひご覧ください。

まだ自社の新規顧客を獲得するためのWEBサイトがない場合は、早く構築されることをおすすめします。

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